上手くなるためには続けだけ

「一つの作品ができると、次はもう少しまともなものを作りたいと誰でも思う。だから、どうすれば良いのかと考えるし、一作めでやってしまった沢山の失敗を繰り返さないように注意もするだろう。したがって、一作書けば、「どうすれば上手くできるか」が少しわかる。また二作めを書けば、もっと「思いどおりに作れる」方法もわかってくる。作れば作るほど、貴方は上手になるし、思いどおりに作れるようになるだろう。

結局、上手くなる方法は作り続けることである。だから、作り続けている人は、そんな漠然とした疑問を口にしない。もっと詳細でスペシャルな疑問を持っているはずだ。」

上手くできません、と初心者は言うが、上手いかどうかは二の次。|素直に生きる100の講義|森博嗣|cakes(ケイクス)