デザインの目的

水野学『アイデアの接着剤』を読んでる。気になるフレーズをいくつか。

 
デザインによって、何かが今までよりも、よくなる。それがデザインの義務であり、使命だと思っています。
 
デザインの目的は、その商品を「よく見せること」ではないという点です。
 
すべてのものは理性と感性でできていて、それはデザインも同じ。感性と理性、両者が程よくミックスされているのがよいデザインだと僕は考えています。
 
「知識のインプット=情報を増やすこと」と思ってしまいますが、すべての情報は、経験と混ぜ合わせないと知識になりません。
 
自分の頭が、うわべの情報だけで物事を判断して、知らない間に自分に嘘をついてしまう。そうしたことは、案外たくさんあるのです。

 

アイデアの接着剤 (朝日文庫)

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